最近、消費者金融、クレジットカード会社から出てくる取引履歴が、取引の途中に完済していると、そこで取引がいったん終了したといわんばかりに、分割して取引履歴を出してくるようになってきました。

今の過払い訴訟で争点となるのは、ほぼ3つくらいに絞られてきています。

1つ目は、上記のように、取引の途中で完済している場合。

業者は、完済ごとに取引が別だと主張して、10年以上前に完済していると時効、10年経っていない分に関しては、取引が複数に分かれるとして、過払い金額を少しでも減らそうと主張してきます。

2つ目は、返済が1日でも遅れた場合、その日以降の利息を遅延損害金の利率で計算するべきという主張です。

この主張が通ると、過払い金額が大幅に減ることになりますし、ケースによっては、借金が残ってしまうという最悪の結果になります。

3つ目は、本人が訴訟外で和解書を交わしているときです。専門家に依頼する前に返済を軽くするなどの理由で和解書や示談書を交わしているケースが結構あります。

業者は、この和解書には過払い金の事も含まれるので、過払い金は消滅したという主張をしてきます。

これが認められると過払い金はゼロになりますので、きちんとした訴訟活動が必要です。

 

過払い金はピークを越えたと言われていますが、各業者は、少しでも過払い金を減らそうと様々なことをやってきます。今後ますます対応が悪くなっていくことも考えられますので、検討中の方は、1日でも早く手続きをしたほうが良いかもしれません。