過払い金返還訴訟した際の期間

過払い金の回収にあたり、訴訟をするか検討している依頼者からの質問で、

「過払い金請求を裁判にすると、入金までにはどれくらい余分に時間がかかりますか?」

という質問があります。

回答としては、和解で終わる場合と判決で終わる場合に分かれます。

和解で終わる場合

相手業者にもよるのですが、1~2か月余分にかかることが多い印象です。

過払い金を満額+過払い利息を返してもらうため、少し遅くなる業者が多いです。

しかし、業者によって、裁判を起こした当月中に返還するという会社もあります。

過払い金の回収方針をどうするかを検討する際に、司法書士に聞いてもらうのが一番かと思います。

 

判決で終わる場合

判決で終わる場合は、相手業者に特に左右されます。

例えば、大手業者で判決までいかないと満額を返還しないアイフルは、次のような行動をします。

  • 裁判に関しては、できるだけ日数がかかるように遅延行為とも取れるような対応をする。
  • 第1審を負けても、ほぼ控訴をしてくる。
  • 控訴審を負けると1週間以内に過払い金を返還する。

アイフルは、控訴審(第2審)の判決までいけば、すぐに過払い金を返してきます。

そのため、出来る限り早く裁判を進めることが肝要です。どんなに早くても7か月位はかかると思っていた方が良いでしょう。

他の業者は、通常、第1審を負ければすぐに支払ってくるところが多いですが、エイワなどは、差押えでもしてくれという態度を取り、任意に支払ってこない場合がほとんどです。

判決を取る場合でも司法書士によく相談していただければ幸いです。